どうもまぁにぃです。
今回はガクチカの書き方のコツについて書いていこうと思います。
ガクチカはESでも面接でも聞かれることなので、準備は不可欠です。
ですがせっかくの頑張ったことも、相手に伝わらないと意味がありません。
ということで、ガクチカについての書き方や書く際の注意点について、私の経験からまとめていこうと思います。
- ガクチカの書き方がわからない
- ガクチカと自己PRの違いがよくわからない
そもそもESでどんなことが聞かれるのか、各ESの関連についてまとめたものを以下に貼っておくので、読んだことない方はまず読んでみてください。
ガクチカでは何が見られているか

まず、書き方について説明する前に、ガクチカで何を見られているかを意識しましょう。
ここが分かっていないと、方向性がずれてしまう可能性があります。

ガクチカで見られていることって「学生時代頑張ったこと」じゃないの?

まぁそうなんだけど、それだと抽象的だよね。
大事なのは、取り組みによる成果とプロセスの2つだよ!
例えば、「体育会に所属して全国大会で優勝した」という大きな成果があっても、「自分が何をしたのか」というプロセスが無いと採用担当には響かないのです。
大前提としてここは理解しておきましょう。
ガクチカ作成のポイント

ガクチカの見られているポイントを述べた上で、ガクチカ作成のコツについて述べていきます。
具体的なコツを述べる前に、まず全体像を掴んでいただきたいので、私が思うガクチカの型を以下に書いておきます。
型といっても、「この型に沿って書けば良いものができる」というわけではありません。
後に詳しく書きますが、これらを書く上での注意点があるため、それらを踏まえた上での型だと思ってください。
- 結論
- 課題(現状と理想の乖離)
- 何を行ったか
- 3により、どのような成果が出たか
- 学んだこと、身についた力
課題を「現状と理想の乖離」で設定する

ガクチカの添削をする中で、多くの学生の方は「課題を設定する」ことはできています。
ですが多くの場合、それが適切なものになっていません。
参考として以下をご覧ください。(わかりやすいように極端に例を作成しています)

このようなケースが現状と理想の乖離から課題設定ができていないケースです。
上記の例だと、理想を売上にするのかモチベーションにするのか曖昧ですし、現状の分析もできていません。
このような書き方にしてしまうと相手に伝わらないガクチカになってしまいます。
現状と理想を考え、そこの乖離を課題を設定できるようにしましょう。
「課題の原因」に対する施策を書く

課題には必ず原因があるはずです。
例えば、売上が低いことを課題とした場合、「客数が少ない」「客単価が低い」等の理由が考えられますよね。
お店によって状況は違うと思うので、適切な原因を選択する必要があります。
例えば、客数が少ないことが原因としてあるのに、客単価を上げる施策を行うことは適切ではありませんよね。
課題が発生している原因は何だったのかを必ず捉えて書くようにしましょう。
施策の目的は「課題の原因を解決すること」であるため、原因の特定はとても重要です。
客観的な成果を書く

最初に述べたように、ガクチカにおいて成果はとても重要です。
その成果を相手に伝えやすくするために、客観的な視点から書くことを意識してみてください。
細かい説明をする前に、分かりやすいように以下の例を比較してみましょう。
- テニスコーチのアルバイトを頑張った
- テニスコーチのアルバイトにおいて、体験者の入会率で事業所内1位を達成した
言うまでもなく2の方が良いですよね。
なぜ2の方が良いのかというと、「成果が客観的で分かりやすいため」です。
1では、「アルバイトで何を頑張ったのか」が分かりませんし、頑張ったという主観的な視点で相手に伝わりません。
「相手に伝えるため」に、成果は客観的に書くことが重要なのです。
具体的な成果の書き方としては、以下の2つがあります。
- 数字を用いる
→売上〇〇%上昇した
→退会率××%減少した等
- 自分視点ではない指標を用いる
→お客様から〇〇という声をいただいた等
可能であれば数字の成果を出すことが理想です。
ですが、どうしても数字で表せるような評価がない場合は、客観的な視点を用いるようにしましょう。
間違っても、自分の感覚的に思ったような成果を書いてはいけません。
ガクチカと自己PRの違い

よく、ガクチカと自己PRの違いについて聞かれるので、そのことについても触れておきます。
結論から言うと、以下のような違いがあります。
- ガクチカ:「過去何をしてきたのか」書く
→どのようなプロセスでどのような成果を出したのか
- 自己PR:「現在何ができるのか」を書く
→自分の強みは何か、それが活かされた経験は何か
どちらも過去の経験を用いるという点で類似していますが、メインで伝えるポイントが違います。
ガクチカは過去の経験がメインとなり、自己PRは自分の強みがメインになります。
ここまで読んだらお気づきの方も多いかと思いますが、ガクチカと自己PRは関連しているので、ガクチカで発揮した自分の強みと自己PRで述べる強みが大きく乖離しないように注意しましょう。
例えば、「リーダーを務めてメンバーを率いた」という旨のガクチカを書いたのに、自己PRで「縁の下の力持ちです」と述べたらちょっと違和感ありますよね。
まとめ:ガクチカはロジックが大切
最後に、この記事をまとめて終わりたいと思います。
ガクチカに限らず、ESは文字だけで相手に伝えなければいけないため、ロジックがとても重要です。
課題設定、それに対する施策、成果の書き方がわかりやすくなっているか、今一度確認するようにしましょう。
- ガクチカは成果・プロセスが見られている
- 課題設定は現状と理想の乖離で設定する
- 施策は課題の原因を解決できるものに設定する
- 成果は客観的な視点から書く
少しでも多くの就活生のためになれていれば幸いです。
それでは。
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