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どうもまぁにぃです。
そろそろ就職活動が本格的に始まる時期ですね。
就職活動といえば、やはり「自分のやりたいこと」を本格的に考える時期だと思います。
私も経験しましたが、やりたいことを考えることって難しいですよね。
ましてや今はインターネットが発達しており、情報も大量にあって選ぶのも大変です。
今回は、私が就活の中でやりたいことを考える際に、「やりたくないこと」から考えてうまくいったのでその話をしていこうと思います。
- 自己分析のやり方が分からない
- やりたいことが見つからない
- 自己分析に迷走してしまい、やりたいことが分からなくなってしまった
「やりたいこと」を考えるのは難しい

本題に入る前に、やりたいことを考えるのは難しいということをお伝えしておきます。
やりたいことを考えるのって難しいですよね。
就活を経験した人やこれから就活を始める人ならこの感覚はわかるかもしれませんが、真面目に考え始めるとなかなか思いつかないのではないでしょうか。
では、なぜ簡単そうに見えるのに難しいのか、ということについて以下で述べていきたいと思います。
経験が少ないため、「分からない」
人間の価値観は「経験」から作られます。
逆にいえば、経験がなければ分からないはずです。
例えばみなさんが幼稚園児だった頃、自分や周りが将来何になりたいと思っていたか思い出してみてください。
プロ野球選手になりたい、車掌さんになりたい、ケーキ屋さんを作りたい…という声はよく聞いても、公認会計士になりたい、プロデューサーになりたい…という声はあまり聞かなかったのではないでしょうか。
これはおそらくですが、幼稚園児の時に、公認会計士やプロデューサーについて「知る」という経験がなかったからだと思います。
では、これを就活生に当てはめてみたらどうでしょう。
幼稚園児の時より様々な経験をしてきているので、「どのような職業があるのか」について知ってはいるかもしれませんが、「具体的にどのような業務を行うのか」を知っている人は少ないと思います。
これは会社で働いた経験がほとんどないからなんです。
短期インターンやOB訪問等、様々な方法で会社のことを知れる機会はありますが、やはり長い時間取り組んでみないと「本当にやりたいことなのかどうか」を判断するのは難しいですよね。
このように、経験がない中で考えないといけないということは、とても難しいことなんです。
自分の限界を自分で決めてしまう人が多い
自分に自信がないからか、やってもいないのに自分の限界を決めてしまっている人がよくいます。
例えば、私の周りでは、「論理思考ができないからコンサルタントには向いてない」とか、「英語ができないから商社に行ってもついていけない」といった人が多くいました。
本当は自分のやりたいことなのに、「自分には無理だ」と思ってしまうことで勝手に選択肢から消してしまうことで、見つけられなくなってしまっているのです。
「じゃあそういうことを考えなければいいだけじゃん!」と思うかもしれませんが、それが難しいのです。
例えば、みなさん歌手についてどんなイメージを持っていますか?
おそらくですが、もし自分が目指すとしたら、「才能がある人しかなれない」「少なくとも自分には無理だ」と思ってしまいませんか?
このように「自分で勝手に無理だと思ってしまう」ことによって選択肢を消してしまうために、やりたいことを考えるのが難しくなってしまっているのです。
「やりたくないこと」の見つけ方

自分の過去を振り返り、ひたすら洗い出す
突然ですが、「どんなことでも良いからやりたくないこと・嫌いなことを言ってみて」って言われたらすぐに思いつきませんか?
単純作業は嫌だ、連帯責任になるような仕組みは嫌だ、お客さんと話すことがやりたくない…などなど、考えれば簡単に出てくると思います。
「そんなことで良いの?」と思われるかもしれませんが、それで良いんです。
やり方は至ってシンプルで、自分の過去を振り返って、嫌だとわかっているものを徹底的に洗い出すだけです。
参考までに、私の「やりたくないこと」の例を以下に貼っておきます。
私はテニスコーチのバイトをしていたのですが、定期的にラケットキャンペーンというものがあり、ラケットを売ってノルマを達成しなければいけないという仕事がありました。
営業して売り上げを出すことの大切さは分かりますが、自分の周りのコーチたちが強引に押し売りをしていて、「数字を達成すること」が目的になっているようにしか見えませんでした。
それ以来、別で営業をする機会があったのですが、やはり数字を達成することが先に来ていることがどうしても違和感として抜けず、「自分に営業は向いていない」ということが分かりました。
ちなみに、上記の営業のイメージはあくまで「私の経験からの考え方」なので、鵜呑みにしないでくださいね笑
このように、まずは「やりたくないこと・嫌いなこと」をたくさん洗い出してみてください。
「やりたくないこと」から「やりたいこと」を探す
「やりたくないこと」を考えることのハードルの低さは何となく理解できたと思います。
ここでからは、「やりたくないこと」から「やりたいこと」を導くやり方について書いていきます。
具体的には、以下の手順です。
- 自分の嫌だったこと・やりたくないことを出なくなるまで書き出す
- 私の例:営業が嫌い
- 私の例:営業が嫌い
- 1を排除した上で、自分のやりたいことを仮説を立てながら考える
- 私の例:営業以外なら、マーケティングとか企画…?
- 私の例:営業以外なら、マーケティングとか企画…?
- 仮説を立てる→考えるという作業を繰り返し、自分が納得できたものを選ぶ
- 私の例:別にマーケティングじゃないなあ。コンサルとか面白そう!
こんな感じです。
少し時間はかかるかもしれませんが、やりたくないことが消えているので、非常に考えやすいと思いますよ!
しっかりと考えられていれば、やりたいことだけが残っているはずです。
やりたいことは変わる

余程のことがない限りは、やりたいことは変わります。
幼稚園の頃に考えていた夢が、今でもずっと続いているという人はなかなか稀ですよね。
ですが、就活においては、「現時点で自分が何をやりたいのか」を考え、それをもとに企業への志望理由等を考えなくてはいけません。
ここで何が言いたいのかというと、今決めた「やりたいこと」が人生の全てではないということです。
確かに就活は人生の大きなポイントですが、入社してから5年後はやりたいことが変わっているかもしれませんし、仮に入社してギャップがあったら会社を辞める権利もあります。
もちろん自分が納得いくまで考えることは必要ですが、今決めたやりたいことを変えてはいけないなんて決まりはありません。
真剣に、だけど重く考えすぎずに取り組んでみてください。
まとめ:「やりたいこと」は見つけられる

最後に、この記事をまとめて終わりたいと思います。
- 「やりたいこと」を考えることは難しい
- だからこそ、「やりたくないこと」を考えてみる
- やりたくないことを考える手順は以下の通り
- 自分の嫌いなこと・やりたくないことを出なくなるまで書き出す
- 上記を排除し、自分のやりたいことを仮説を立てながら考えてみる
- 仮説を立てる→考えるという作業を繰り返し、自分が納得できたものを選ぶ
- 就活の時期に考える「やりたいこと」が全てではない
自分のやりたいことを見つける作業は簡単ではありませんが、真剣に向き合えれば必ず見つかります!
皆さんが納得した状態で就活を終えられることを願っています。
それでは。
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