ー自由の裏にある“現場の本音”ー
「お客様の自宅に行って、施術を行う」
出張リラクゼーションセラピストという働き方は、店舗勤務やレンタルサロンにはない魅力があります。

私も独立した際、レンタルサロンでの施術・出張!と二刀流でした。
女性限定で東京23区限定。サロン店舗勤務時代のお客様中心なので、
お互い顔見知りで安心感。
リピーターのお客様の出張リラクゼーションのお話しです。。
🌿移動が多くても人に縛られず働ける
🌿自分のスタイルでお客様と向き合える
🌿自宅サロンを持たなくても始められる
一見すると理想的な働き方に見えますが、実際に現場に出てみると──
**「思っていたよりも大変!」**という声も少なくありません。
この記事では、出張セラピストとして働く上でのリアルな実情と悩み、そして何で1年で辞めたのかをお伝えします。
🏠出張セラピストの働き方とは?
出張セラピストの主な働き方は大きく分けて2つ。
1️⃣ 出張専門サロンに所属するタイプ
企業やホテルと提携しており、運営元が予約・集客・出張先を手配してくれます。
→ メリット:安定した予約数/サポートあり
→ デメリット:歩合制で単価が低い/移動時間の負担
2️⃣ 個人でフリーランスとして活動するタイプ
自分で集客・予約管理・施術をすべて行うスタイル。
→ メリット:自由度が高い/自分で価格を設定できる
→ デメリット:集客・安全・移動すべて自己責任
どちらのスタイルも、**“現場に行く前の準備力”**が問われます。

私は2️⃣ の働き方でした!
出張だと、レンタルサロンのレンタル費が掛からなくて
収益は出張の方が多い💜
🚗出張セラピストの「リアルな悩み」
移動のストレスと体力の消耗
お客様の場所に合わせて移動する出張スタイルでは、
「施術よりも移動のほうが疲れる…!」という声も多いです。
特に都内では、
・満員電車での移動
・地図アプリ片手に迷子
・階段で大荷物を持って上がる
など、体力と集中力が必要です。

私が、1番大変だったのは移動!!
車を持っていなかったので、
全部“電車移動”
・折り畳み施術ベッド
・フェイス枕
・胸マット
・タオル系etc
を持って移動してました。
折り畳みとはいえ、だいぶ大きい施術ベッドは、
電車に乗ってても注目されました。
乗り換えで渋谷駅を使うときは、
人の多さとエレベーター探しで到着前にヘトヘト💦
状態でしたよ。。
【対策】
・キャスター付きの折りたたみベッドや軽量マットを使用
・Googleマップ+写真付きのアクセスメモを事前準備
・出張エリアを“範囲限定”にして無理のないスケジュールに
疲れすぎると笑顔も出にくくなり、施術にも影響するので“移動時間込みで働く”意識が大切です。
施術環境の違い
お客様の自宅に着いたら、
ベッド組み立てます。手伝ってくれるお客様がほとんどです♪
私は、施術ベッドじゃないと上手く体重で押すことが難しいので、
慣れてる施術ベッドを持ってくようにしてました。
お客様はご自宅なので、
リラックスしやすい環境でほぐしやすいです🌟
“どんな環境でも同じ施術ができる”がプロ意識を支えます。
集客・リピーターづくりの難しさ
個人で活動していると、「集客」が最大の壁になります。
出張型は固定の店舗がないため、
「どこで出会うか」「どう信頼を積むか」が重要です。
特に出張リラクゼーションは、新規のお客様の集客は難しいと思います。
自分がお客様の立場でも、知らない人が家に来るのハードル高いっ!って思います。
個人で出張リラクゼーションで働くには、私のようにサロン店舗で働いていた時のお客様を対象に
するのが確実です。お互い、顔見知りでハードルが低くなると思います。
お客様は「この人なら安心」と思えた瞬間にリピートしてくれます。
信頼=最大の集客です。
🌷1年で出張を辞めた理由
私が出張リラクゼーションを辞めて、レンタルサロン1本にした理由は、
“”移動の大変さ・コスパ・緊張と疲労“”
です。。
移動の大変さ→上記の悩みでもあるように、1番重たいのが施術ベッド。
私は、サロンにあるような大きさの木製のベッドをキャスター付きのバックに入れて
スーツケースのように引きながら持ち、更に大きいIKEAのバックにマットや枕・タオルを
入れて大荷物で移動してました。。。
これが多分、車持ち・折り畳みベッドをもっと簡易的なアルミベッドとかだったら
移動しやすかったんだろうなと思います・・。
コスパ→私は、出張交通費はレンタルサロンの場所からの移動距離分を頂いておりました。出張の方が、レンタル費が掛からない分、収益がでますが、出張の予約が入ってる日は、移動があるため続けてのご予約を取るのが難しい。
移動の疲労で、もう1件とかムリ・・。
緊張と疲労→お客様のご自宅。。とても緊張します💦
床や家具を傷つけないようにベッドを組み立て。慣れない環境、私が気遣いしすぎなのか、お客様の自宅を後にした時には、ぐったり心身の疲労でいっぱいでした。

結論:私にはレンタルサロンでの施術が合ってるなと思いました。
もともと店舗にご来店してくださっていたお客様なので、
出張じゃなきゃヤダというお客様は少なく、
レンタルサロンの方にご来店!のお客様が多かったのも、
出張辞めても問題ないかっと思った理由です。
🌻まとめ
出張リラクゼーションは、
誰かに雇われる働き方とはまったく違います。
お客様のもとへ行き、身体と心を癒すという“信頼の仕事”。
だからこそ、自由=責任が伴います。
ただ、別の大変さもあります。
けれどそのぶん、
「ありがとう、呼んでよかった」と言われた瞬間の喜びは格別。
それは店舗勤務では味わえない、出張セラピストだけのやりがいですね!
色々なやり方があると思うので、
私を反面教師にぜひ参考にしてみてくださいね☆


